同志社中高58年度卒同窓会サイト：みんなのブログの輪ARCHIVES

尻尾のある家族 by 堀野良実

同窓生の皆様、大変御無沙汰しております。
HPいつも楽しく拝見してました。
岩倉３Ｆだった堀野良実です。
最近、沿線メンバーが増えて賑やかになった、近鉄

仲間の一員です。
なっちゃんからバトンを受け取ったのですが
何を書こうか？と迷ってるうちに
どんどん迫ってくる締め切り。

学生時代からギリギリにならないとできないタイプだったので、今回も少し遅れてしまいました。
では、近況報告も兼ねて、書かせて頂きますね。

学生時代は、多分遠距離通学者No.1ではなかったかと思います。
改めて地図

を見ると、岩倉って京都の端っこ。
よく毎日通っていたなぁ、と我ながら感心してしまいます。
以前、ブログのコメントにも書きましたが、毎日6時10分の電車

に乗っていました
。
冬は、電車の中から朝日を拝み

、帰りは真っ暗

明るい間は桜井にいない、まるで泥棒みたいな生活だったかも。
それに付き合ってくれた母親には、ほんまに感謝しています

地下鉄が開通するまでは、京都駅から5番

に乗ってえっちらおっちら通学してました。
中学時代は、ちょうど地下鉄烏丸線の工事真っ最中。
烏丸今出川から京都駅まで１時間以上バスに乗っていた記憶もあります

中高６年間毎日、プチ旅行気分でした。

でも、お蔭様で色んな特技が身につきました。
その1：「電車の中ですぐ爆睡できる

」
途中から乗ってくるオレゴンちゃん達に全く気づかず、京都駅で目をさましたら
目の前に彼女たち

が立っていて、
「あんまりよー寝てるから、起こすの可哀想やってん。

」
などと言われることは幾度となくありました。
カバンも持たずにごめんねぇ～

その２：「電車の中で宿題を仕上げることができる

」
栗田先生のLearn by　ｈｅａｒｔ！

よく帰り道覚えたものです。
横に座った見知らぬおじさんに、エライ難しいこと勉強してんねんなぁと褒められて
缶ジュース（←これだけで時代がわかるね）を頂いた事も何度かあります。

行き帰りの電車の中のお喋りも楽しかったですね。

よく「別冊マーガレット（通称　別マ）」

みんなで読んでました。
漫画にいっぱい突っ込みいれてたよね。
ほりやんと読むのがサイコーに面白かったね。
（近鉄仲間

ならわかってくれるはず）
ほりやん、元気なんかな

思い出話はつきませんが、実は私、今も近鉄

利用者です。
2年前に奈良県内に転勤し、めっちゃローカルな日々を送っています。
大学卒業後、某流通業界に就職。気がつけば20年目。
この間に業界をとりまく環境は驚く

ほど変わりました。
何よりも営業時間

がどんどん長くなりました。今は9時～21時の営業です。
帰宅したら23時前

で、そこいらのオヤジよりもっとオヤジらしい生活です。
両親には、学生時代から迷惑かけっぱなしのトホホ

な娘です。

そんなオヤジな私を日々癒してくれているのが、どんなに帰りが遅くても

半分寝ぼけながら起きて待っていてくれる我が家の愛犬

です

名前はバルマーといいます。
ジャーマン・シェパード1歳の雄です。
リッチーやしむちゃんの実家の愛犬と違ってとにかくデカイ。
余りに大きいので体重測定は至難の技。
推定３５ｋｇには成長してます。
小屋

の周りには柵があるのですが、
立ち上がったらゆうに私の身長（１５３ｃｍ）ぐらいはあります。
お座敷犬には絶対無理でしょ。
小屋に収まりきらず、
対角線になって寝転がる犬を見るにつけ
可愛い小さい犬が羨ましいと思う時もしばしばです。

名づけ親は父でして、化学かなんかの法則？から引用したらしく、
それを発見したスイスの学者の名前らしいのですが、
説明を聞いてもさっぱりわからないし、
ネットで調べてもはぁ

って感じだったので、
適当にしといて～と放置した結果、
独断と偏見で決められていました

実は、バルマーは3匹目の飼い犬なのです。
初めの犬

は、私が幼稚園に行く前に亡くなっていたのでほとんど記憶がありません。
2匹目は父が退職してから飼いだしたシェパードでした。
これまた父が、ベーター（β）と名づけました。
父は、若い頃から、ジャーマン・シェパードを飼うのが夢だったらしく、
念願かなって一緒に暮らすようになってから、嬉々として

世話をしておりました。

ところが、昨年4月ベーターは9歳で急死

してしまったのです。
当日、会社

に出かけるとき変わった様子はなかったのに。
大型犬は10年ぐらいの寿命ですよ、と獣医さんにも言われていたので覚悟は
していましたが、夜に母から勤務先に電話

がかかってきた時は信じられませんでした。
帰ってからも私ひとりが大泣き

していたんです。
両親は、さすが年の功で平然としているように見えていました。

ところが

です。
どうもそれ以来父の様子がおかしい。なんだかぼんやりとしていることが増えたし、
ベーターのことばかり話をするのです。
帰郷した弟も、なんかボケかけてるんちゃう？と心配するありさまでした。
これは、もしや噂に聞く「ペットロス」

これではいけない！もう一度犬を飼おう！と決めて、
速攻で前回お世話になったブリーダーさんに電話しました。
ちょうど犬の出産時期

で、すぐに次のシェパード

がやって来ることが決まりました。

それからというもの、約1ヶ月かけて、犬小屋

の大修理の始まり、始まり～
お蔭様で父の様子も元通り。
犬の存在ってこんなに大きなものだったんだ、と驚きました

そして、去年の5月末にやってきたのがこんな子

子犬の頃は耳が垂れてるんですよ。既に足は太いです。

そして、一ヶ月もするとようやく両耳が立って、シェパードらしくなります。
この頃は、ケンケンさん（お稲荷さん）みたいやなぁって思ってました。

８匹兄弟の中の１匹なので、とても気が強くてやんちゃです。
母犬が警察犬っていうのも関係しているかもしれません。
ベーターがのんびり屋さんだったので、
犬によって随分性格が違うのも新しい発見でした。
噛み癖がなかなか治らなくて、
ひどい時は獅子舞みたいにパクッ！パクッ

と歯を鳴らしながら走り回っていました。
おかげでジーンズ一本はボロボロになりました

とにかく好奇心旺盛なので、なんでも口に入れてしまうのも困りもの

今まで食べちゃったのは、食器洗い用スポンジ・投光器のソケット部分・布ガムテープなどなど
うかつに物を置けません

ここなら届かんやろう

って高い所の物も、
日々成長しているので楽々届いてしまうんですね

最近は、カマキリ・トカゲの尻尾なんかにも果敢にチャレンジしているらしいです。

美味しいか美味しくないかは全然関係ないみたい。
それでも、お腹も壊すことなく元気に暮らしています。

そんな元気なバルマー君の大の苦手は…なんと、傘

です。
普段細くて長いだけのものが、広げると急に大きくなるのが怖いらしく
傘を見ると耳がひっくり返って逃げまくります

小さい頃は逃亡防止で作った柵を飛び越えんばかりの勢いで逃げていきました

成長してからはよくしたもので、傘を取りにいくとしっかり小屋に逃げ帰って
その辺にはいません。
賢いのやらちゃっかりしているのやら

正直、大型犬の世話は大変です

でも、大きい体でゴロンゴロンしている姿を見るとなかなか可愛いものです

見た目がコワイ

おかげで、変なセールスも撃退できますし

なんやかんや言いながら立派な家族の一員です

会社で嫌なことがあっても、帰ってきてバル吉（なぜか私だけこう呼んでます。なんの意味もないけど）が
迎えてくれるとホッとします

近頃横着になって、車

から降りないと小屋

からでてきませんが…

どんなに長くても10年ぐらいしか一緒にいられないんだし、
言いたいことも喋れないんだし
しっかり世話していかないとね
と思う毎日です。
一回でいいから、喋ってくれたらなぁと思う時もあるんですけどね。
きっと、よー喋ると思いますわ。誰に似るのやら

。

つらつらと取りとめのない内容ですみませんでした。
皆さんのように語れる趣味もないので、犬

の親バカ話になってしまいましたね。

さて、次のブログは今や素晴らしい芸術家　中林　由美さんにお願いしました

バトンを渡す相手がなかなか決まらなくて、わーさん、つう、民子には
ほんとにお手間をおかけしました。
ありがとうございます。
では、まるさん！期待してますよ～