大連に行ってきました by 奥村敬次
原君からブログを引き継ぎました奥村です。
今は新大阪にあるコンピュータ関係の会社に勤めていますが、
去年の1月、中国の大連にある事務所に行ってきましたので、その時のことを書いてみたいと思います。
仕事で海外に行くのも、一人で海外に行くのも初めてで少し不安もありましたが
大連の空港に着くと、現地のメンバーが会社の名前を書いた紙を掲げて迎えに来てくれていたおかげで、無事事務所まで着くことができました。
出発前に言われていた、大連の空港での両替を忘れていたことをのぞいては
飛行機を降りたら荷物を受け取って次は検疫で、その次は入国審査でと頭がいっぱいになってました
今は新大阪にあるコンピュータ関係の会社に勤めていますが、
去年の1月、中国の大連にある事務所に行ってきましたので、その時のことを書いてみたいと思います。
仕事で海外に行くのも、一人で海外に行くのも初めてで少し不安もありましたが
大連の空港に着くと、現地のメンバーが会社の名前を書いた紙を掲げて迎えに来てくれていたおかげで、無事事務所まで着くことができました。
出発前に言われていた、大連の空港での両替を忘れていたことをのぞいては
飛行機を降りたら荷物を受け取って次は検疫で、その次は入国審査でと頭がいっぱいになってました
事務所は 「大連ソフトウェアパーク」という、 大連市が開設した地区にあり 日本企業の事務所も多く 私が行った事務所は いくつかの企業が入居している ビルの一室でこんな感じです。 |
場所はこのあたりです。
大きな地図で見る
道路をはさんだ向かいにあるIBMのビルにはスターバックスが入っていました。
さすがですね。。
大連にはスターバックスの他にもマクドナルドやケンタッキー、吉野家といった
日本でもなじみのある店があちこちに出店していましたが、
日本とは違ってマクドナルドよりもケンタッキーの方が人気があるらしく、
お店の数もケンタッキーの方がよく見かけました。
ちなみに私が最初に覚えた中国語は麦担労(マイタンラォ = マクドナルド)でした。
街中でよくみかけ、読み方もカタカナそのままで発音しやすかったということもあって。
第二外国語で中国語をとっていた訳でもなく、
中国語はまったくわからない状態で行った訳ですが、
現地のメンバーはみな日本語が上手で(大連は中国の中でも一番日本語の教育に力を入れている都市だそうです)、
仕事中は日本語だけで事足りました。
が、外に出るとさすがに日本語はほとんど通じなくて
スーパーのレジで店員に中国語で話しかけられた時は、
教えてもらった「日本人です」と言おうとしたのですが、この発音もなかなか難しくて
お札を渡した時だったので多分「小銭はないの?」と聞かれたと思うのですが、
諦めて釣り銭を渡してくれました
それでも滞在して1週間ほどすると何となく書いてあることがわかるようになってきました。
例えば「超市」はスーパーマーケット、「服務中心」はサービスセンターといった感じで、
よくわからない時は英語に置き換えてみようと思いました。
(頻繁に見かける文字でどうしてもわからなかったのが、「上」と「下」を縦に並べたような文字でした。現地のメンバーに聞くと「カード」という意味だそうです。)
中国語での会話はまったく無理でしたが、同じ漢字を使う国同士ということで
筆談は思いの他通じました。
休みの日に東京から合流したメンバーとテーマパークの前まで行った時のことですが、
近くまで来ると真冬だったせいか営業してる気配がなくて、持っていたメモ帳を取り出し
近くにいた人に「開園?、営業中?」と書くと、
その2つを2本の線で結んで「不」と書いてもらえました。
(その後、5月に行った後輩に聞くとその時は開園していて、多くの人でにぎわっていたそうです。)
大連では事務所から歩いて30分ぐらいのところにあるマンションに滞在していました。 ここはマンションが20棟ほど建っているところで、 その向こうにもマンションや大学の寮がいくつも建っているというマンション街のようなところでした。 |
朝はそこから事務所まで歩いて行きましたが、こちらでは車は右側通行なのに、
交差点では日本と同じようにまず右を見て渡ろうとして
ふと振り返ると逆方向から車が目の前に来ていた、なんてことがよくありました。
私が滞在していたのはマンションの5階でしたが、
階段を上がっていくとほとんどの部屋の玄関に
「福」を逆さに書いたポスターのような紙が貼ってありました。
これは福が倒れる ⇒ 福が到着する ⇒ 福が来る(「倒」と「到」の発音が同じ)
ということで、「福が来ますように」という意味だそうです。
大連は 日本の東北地方と同じぐらいの緯度で かなり寒いと聞いていたのですが 滞在中は天気もよく アパートに帰るとポイラーで沸かされたお湯が部屋を暖めてくれていて、部屋の中は一日中20度ぐらいに保たれていたので 気温が零下の夜に帰ってきても部屋に入るとTシャツでも過ごせるぐらいの暖かさでしたが・・・ (写真の左側に写っているのがヒーターで タオルを乾かすのに便利でした) |
大連の中心街に行った日は、風が強い日は本当に寒く あまりの寒さに、いったんショッピングセンターに入り、 十分に暖まった後で外に出ると、 10秒たたないうちに体の芯まで冷えきって震えが止まらず (書いてもいいのかな?) 鼻毛が凍るというのを実感しました。 |
知っている人も多いと思いますが、大連は満州時代ロシアや日本の占領下にあったところで、
中心街の中山広場にはその当時の建物が今でも残っていて異国情緒がありました。
(中山広場の写真はありませんのでURLを紹介しておきます)
https://www.geocities.jp/torabane/btrip38.htm
https://www012.upp.so-net.ne.jp/kidalian/luyou/zhonggu/zhonggu.htm
大連でのおもな移動手段はタクシーでした。
タクシーは大半が20年ほどまえに日本でも販売されていた、
フォルクスワーゲンのサンタナという車種で(知っている人は少ないかも知れないですが)、
懐かしい感じがします
こちらでは一人でタクシーに乗る時は後部座席ではなく助手席に座りますが、
シートベルトをしめてない状態で車間距離を詰めたり、いきなり車線変更したりと
よく事故らないなあとある意味感心しながら乗っていました
(こちらではしょっちゅうクラクションを鳴らすのですが、日本の「どけどけ」ではなく
「すぐ近くを走ってるから注意しろよ」的な意味らしいです)。
そんなある日の夕食後のこと、
滞在していたマンションに帰るために乗ったタクシーの運転手は
髪を短く刈り上げた、元軍人?といったいかつい雰囲気の口数も少なそうな感じの人でしたが
発進するとすぐに100km超えてるんちゃうかというスピードまで加速するので、
はらはらしながら乗ってると
信号のない片側4車線の一直線の道でいきなりブレーキを踏んだので、
何があったのかと思って目を凝らすと
80mほど先を歩行者が横断しているのがかすかに見えて
(私は夜道でまったく見えてませんでした)
「やっぱプロやなあ、ただのスピード狂やないんやなあ」と思いました。
が、翌日乗ったタクシーは前日とは逆に軽そうな感じの運転手で、
信号無視するわ、無理な割り込みはするわ無茶苦茶な運転でした
最終日の夜に乗ったタクシーの運転手は
降りる時にトランクを指さしながら中国語で何か言っていたので、
トランクが閉まってないよって言ってるのかなと思って、
先に降りてトランクからスーツケースを出していた後輩に確認してもらうと
やっぱりちゃんと閉まってなくて、後輩に閉め直してもらうと、
言葉は通じなくても意味が通じてにっこり微笑んでくれたのが印象的でした。
あと、若いドライバー(だいたい20代)は行き先を告げると
すぐ携帯でしゃべりながら運転するので、
タクシーに乗る時は年配のドライバーの方が安心でした。
タクシーの運賃は日本と比べると割安ですが、
休みの日に乗った路面電車は均一料金の1元(約17円)とさらにお手軽で、
次の停留所の名前が車内に電光掲示されるので今どこを走っているかわかって安心して乗れました。
食事は現地のメンバーに案内してもらい、ほとんど不自由なく過ごせました
メニューは漢字では書いてありましたが、見慣れない文字が多く
メニューを見せてもらっても何の料理かほとんどわからず
これは一人では無理だなと思いました。
(ちなみに「猪肉」は豚肉「泡菜」はキムチらしいです)
あともうひとつ、一人では無理だなと思ったのが、とにかく量が多いことです
出発前に読んだ本では
「日本では食べ残すと失礼にあたりますが、中国では客人が残さず食べると物足りなかったということで、食べ残すぐらいに料理を出すのがもてなしたことになります」
といったことが書いてあったのですが、
本当に量が多くて4,5人行ってもで食べ残すことがほとんどでした
そんな中で印象に残っているのは、滞在したアパートの近くにあったお店の
(左側のお店です)
「火鍋」というメニューで 唐辛子の入った辛いスープと白いスープを 真ん中で半分に分かれた鍋に入れ そこにお肉とか野菜とかを入れて 食べるというものでした。 |
写真で赤い方のスープには唐辛子が浮いているのが見えますが、
実は山椒もたっぷりと入っていて結構辛かったですが、
気がつくとほとんど辛い方のスープで食べていたというぐらいおいしかったです
そうこうしているうちに予定の2週間が過ぎ、日本に帰ってきました
仕事で行く海外は長く感じられ、はるかに乗って日本語のアナウンスを聞いた時は
「ああ日本に帰ってきたんだなあ」ということを実感しました。
(今思うとたった2週間だったんですけどね)
次は中学時代、外野でポジションを争ったこともある?
金兵衛寿司の大将こと金田君です。
お楽しみに!!
原の「独りブログの輪」はひと休み・・・?
大蓮に行く前、びびってたもんな~
それも独りで・・・(新婚の奥さん置いて)
2週間は長かったやろな~
中国語といえば・・・(第二外国語は中国語でした)
チンケーウォーイーツーイェン? プクーチー。
これしか覚えられへんかったな。
いい知らせ・・まだか?
初めてのひとり海外出張、緊張されたでしょうが、無事にこなせてよかったですね!
これからもちょくちょく出張はあるのですか?
大連について何も知らなかったのですが、大都市なんですね!
(ウィキペディアで大連市についてさらっと読みました)
VWの「サンタナ」、覚えています。懐かしいですね!
それから、「火鍋」、私も食べたことあります。(日本でですが)
辛いのが大好きな夫と、あまり辛いのが得意でない私と、両方が楽しめるかな?と思って注文したのですが、結局は私も辛い方のスープの方がおいしいと思って、むせないようにゆっくりと気をつけて食べてました!
大連ってこんな街なんだね~大都会やン!
タクシーの話には笑いました!!
それにお腹一杯でも有り余る料理・・・もったいない!日本人の私はそう思います。でも。。美味しいんだろーなー♪
火鍋たべてみたいです!!きくちゃん食べたことあるンや~いいな~
ブログの輪に協力してくれてありがとう~
イタ姫ことしのぶです。
スタバ大好きの私としては・・・大連のメニューがとっても気になるところ
ネットで調べてみたら、HPはないんだけど
どうやら月餅があるらしい!
さすがだわ~
居初くんのコメント読んで思い出した!
私は大学でスペイン語を1年であきらめて
中国語にかえました。
単位はとれたけど、覚えているのは
ウォ~シュ~チョンウェン(私は中国語を勉強します)と
ニ~アイレンハオマ?(あなたの奥さんは元気ですか?)
でした。
中国2週間も旅行したのに、中国語って、使わなかったなぁ~
中国の車が猛スピードのイメージは私もあります。
たぶん、しゃべったことはないと思いますが、
金兵衛のまたいとこの金田です。
大連はうちの夫もちょくちょく行ってますが、
そんなに都会だとは知りませんでした。
路面電車も、日本の路面電車とはえらい違いですね。
地下鉄が道路を走ってる感じ?
これってもしかして線路もないのですか?
私も第二外国語は中国語をとっていて、
シンガポールに住んでいた頃、中国語会話を習いにも行ってたのですが、
悲しいことに全く身につきませんでした…。
いそめくんの中国語、どういう意味でした?
おかね、確か・・・
A:チンケーウォーイーツーイェン?
(煙草、1本くれる?)
Bに煙草もらって・・・
A: 謝々(ありがとう!)
B: プクーチー。(どういたしまして♪)
・・・だったと思う??? 間違ってる?
ご無沙汰です。
海外で仕事ってうらやましいです。
食事も美味そうやし。奥さんから離れられるし・・
(あっ新婚でしたか。それは寂しいです)
大連て、ほんと皆さんいうとおり都会なのに驚きです。
仕事とは言え、物価も安いし、火鍋もうまそうやし。
さらにタクシーも関西風やし。
(関東の人ってあまりクラクション鳴らしませんよね!?)
サンタナはあの当時の型で新車で作ってるんですかね?
火鍋ツアーしたいなあ。
なるほど~。
私も覚えとこっと♪
中高時代お話したことのない方々からもコメントもらえて嬉しいです。
きくこさん
結局大連にはこの1回だけだったんです。出発前にビザ(繰り返し訪中する時に必要)を取って、もう何回か出張するようなことを言われてたのですけど。。
明日から別のメンバーが大連に行きますが、この季節に行くと日本と違って涼しくて快適なんでしょうね。
つうさん
覚えてくれててありがとうございます。
大連での食事は他にも日本人の口にも合うものが多くて、おいしく食べれましたよ。
イタ姫さん
見栄えのいいプログにしてくださってありがとうございます!
私が大連にいった時は中秋節ではなかったので月餅はありませんでしたが、その季節に大連に出張したメンバーが中秋節のお祝いでもらった月餅(だったと思います。スタバのではないですが)を持って帰ってきてくれたのを食べたことがあります。お味の方は日本人にはひとくせある感じがしたのか、みんな遠慮して最後に私にまわってきたので、遠慮なく食べさせていただきました。
おかねさん
外からは車輪が見えなくてちょっと変わった感じがしますが、ちゃんと線路もあって普通の路面電車ですよ~
ちなみに大連では路面電車の運転手は女性がほとんどらしく、私が乗った時も運転手さん、車掌さんとも女性でした。
にーきょ
お久しぶりです。
サンタナは年期が入ってて、年配のドライバーがずっと乗り続けてるか、他の国で使ってたのを輸入してるといった感じで、逆に新しめのタクシーは小型車が多くて、たいていは若い兄ちゃんのドライバがだったので、サンタナを選んで乗るようにしてました(笑
いそめ
もう少し先になりそうな感じです。。
初めまして...でしょうか? よしやまです。
行ったことのない外国のこと、実際に体験談を聞かせてもらうと、とってもリアルで楽しかった~♪
海外はやっぱり実際に行かなきゃ分からないもんですよね。
今度はプライベートでも行ってみたいですか??
中国語といえば、以前ラジオの講座でちょっと頑張ってみましたが、もうすっかり抜けてます。
でも、同じ漢字だと、どうにかなりそうな気がしてたんだけど、やっぱりどうにかなりました??
大連は意外と北京に近いんですね。もっと北のハルビンの近くかと思ってました。
中国の車の運転は恐いですね。狭い道等では怯んだほうが道を譲らなければなりません。
サンタナ懐かしいね。
日本やドイツで生産中止になった時に、VWが使っていたラインをそのまま中国に持ってきて大量生産したと聞いています。
10年前の中国の街にはサンタナがタクシーも一般車も溢れていました。
では、次回はお盆の野球で会いましょう。
センターの守備は期待してます。
みほこと谷本です。
新婚さんなんですね~ ご結婚おめでとうございます。いつまでもお幸せに~♪
マクドナルド懐かしいです。
私もはじめて米国に行った時、一番はじめに覚えた(と、言うより一番はじめに発音を何回も練習した単語が「マクドナルド」でした。
「マ(ッ)クダーノに行くよ。」と言われ、どこに連れて行かれるのかと思ったら、「マクドナルド」でした。(「ダ」の上にアクセントです。)
「火鍋」前から食べてみたいと思ってました。
辛いスープと白いスープで、陰陽のシンボルの「太極図」にして、出されるお店もあるらしいですね。そんなに美味しいのですね~♪
ひろえさん
初めまして!
大連では常にメモ帳とペンを持ち歩いてましたが、単語さえ知っておけば、買い物の時とか、いざという時書けば通じるので結構役に立ちましたよ。
あと数字の数え方を覚えておくと便利で、6と7の時は親指が5を表しているみたいです。
ちなみに8は漢字の「八」を逆にした形だそうです。
https://zhou.blog16.fc2.com/blog-entry-68.html
私が行った時はかなり寒い時期で、観光地もあまり行けてないですので、機会があれば次は暖かい時に行ってみたいですね!
テニスの玉子様
自分も行くまでは大連がどこにあるのかよくわかってなかったのですが、海岸沿いの都市ということで、ある人は日本に例えると神戸のようなところ、と言われてましたね。
それにしても「VW=外車」というイメージなので、中国で生産していたとは思いませんでした!
あとお盆の野球、よろしくです!
みほさん
お久しぶりです、ね?
私も英語なら書かなくても通じるかと思ってたのですが、「スキャナー」が通じず、結局英語も持って行ったメモ帳に「scanner」書いてました。。
大連ではどの食事もおいしかったですが(4元=約60円で食べた、麺に春雨を使ったそばのような食事も)、もし中国に行かれることがあったらやっぱり火鍋はお勧めですよ~
いいなぁーー中国。行ってみたい国のひとつです。北京オリンピックも楽しみだし♪サンタナ!懐かしいっ!乗り心地が悪かったのをよーく覚えてます。そうかぁ今でも中国だったら乗れるんですね。(ちょっと乗ってみたい)
火鍋!!!
いいですね~ あぁ 食べたい・・・(ぐぅきゅるるる~~)
お盆野球 頑張ってくださいね~(今年は何人エントリーなのかなぁ?)
お久しぶりです。同じクラスになったことがありましたね。覚えております!
田村亮子、残念でしたけど銅メダル取りましたね。
先日大連に出張したメンバーによると、北京オリンピックの影響で大連も荷物検査が厳しくなっているそうです。
そういえば私が大連から帰ってきた時も、少し前に麻薬か何かの密輸(未遂?)があったらしく、「ビサ取ってますね、大連には頻繁に行くのですか? スーツケーの中を見せてもらえますか? おみやげは買ってないのですか?」としつこく聞かれたことを思い出しました(笑
お盆の野球、ありがとうございます。気がつくともうあと4日ですね。